風間教場続編小説ネタバレあらすじ!風間の過去やラスト結末は?

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今回は、風間教場続編小説ネタバレあらすじ!風間の過去やラスト結末は?をお届けします。

2021年1月3日(日)・4日(月)21:00~二夜連続でフジテレビにて放送されたドラマ「教場Ⅱ」

「教場」は、長岡弘樹さんの「教場」シリーズの「教場」「教場2」「風間教場」の3冊が原作となっていて、シリーズ第1作の「教場」は、「週刊文春ミステリーベスト10 2013年」で第1位、「このミステリーがすごい! 2014年版」で第2位にランクインしたほどの人気作品です!

「教場Ⅱ」の視聴率は前編13.5%、後編13.2%を記録し、宮坂(工藤阿須加)の死や風間(木村拓哉)の義眼の理由が話題になりました!

本記事では、風間教場続編小説ネタバレあらすじ!風間の過去やラスト結末は?と題して詳しくご紹介していきますので、ぜひ、最後までお付き合いください。

 

風間教場続編小説ネタバレあらすじ!

本章では、2020年に放送されたドラマ「教場Ⅰ」のあらすじと結末、そして、「教場Ⅱ」の原作となった小説「風間教場」のあらすじと結末をご紹介していきます!

 

ドラマ「教場Ⅰ」あらすじ・結末

初めに、2020年に放送されたドラマ「教場Ⅰ」のあらすじと結末を前編・後編に分けてご紹介していきます!

 

前編

舞台は神奈川県警察学校の初任科短期課程第198期の教場、担当教官の植松(筧利夫)が病気で入院して休職することになったため、植松が復帰するまでの間、代理として風間公親教官がやってきました。

風間は最初の授業の時にはすでに、生徒30名の顔と名前を完璧に覚えていて、初めに元小学校教師の宮坂(工藤阿須加)に目をつけました。

宮坂は自分の命を救ってくれた警察官への憧れから警察官になったのですが、その警察官の息子である平田(林遣都)と同期になり、後れを取っている彼を不憫に思って、あえて落ちこぼれのふりをしていたのです。

しかし、風間は宮坂がわざと落ちこぼれのふりをしていることに気づいていて、宮坂に一日の中で気になったことを毎日報告するスパイになるように命じ、ある日宮坂は便器用の洗剤がなくなったことなどを報告しました。

一方、平田は、宮坂が自分のためにわざと落第生を演じていることを見抜いていて内心では嫌っていて、ある日宮坂に「手錠をかける練習相手になってほしい」と自室に呼び出し、便器用の洗剤と硫黄入りの入浴剤を混ぜて有毒ガスを発生させ、宮坂を道連れに硫化水素自殺を図ります

しかし、風間が事前に便器用の洗剤の中身を水に代えていたため事なきを得て、その後平田は退校処分を受けました。

続いて、楠本しのぶ(大島優子)は、優秀な成績で周囲から一目置かれており、また岸川沙織(葵わかな)と仲が良かったのですが、岸川は警察学校に来てから、自分宛に脅迫めいた手紙が届くようになったことを悩んでいました。

実は、楠本の婚約者はひき逃げに遭って死亡していたのですが、その車が弁柄色で岸川の車と同じだと分かったため、「お前は罪から逃れられない」と岸川に手紙を出していたのです。

楠本は眠気対策にミントオイルを染み込ませたハンカチを持ち歩いていたのですが、手紙からもミントオイルの匂いがしたため、岸本と風間は手紙の送り主は楠本であると気づき、楠本を罠にハメ、楠本は立体駐車場の機械に挟まれてしまい、携帯電話で風間に助けを求めました。

風間は楠本のことを助けず、手紙のことを話すように言ったため、婚約者のことや岸本の車のことを話しましたが、実は岸川の車は弁柄色ではなく、犯人の車には偏光性の塗料が塗られていて、岸川が犯人だというのは楠本の思い違いであることが判明しました。

その後、病院に運ばれた楠本は入院するも学校に復帰し、一方岸本は警察学校を去りました。

ある日、校内で小火が発生し、犯人探しが行われている中、元ボクサーで学科の成績が悪い日下部(三浦翔平)は、授業でされる定番の質問の答えを樫村卓実(西畑大吾)に教えてもらうのですが、内容が火に関することだったため、他の同期は小火の犯人が日下部なのではないかと疑います。

実は小火の真犯人は出入りしている卒業生・尾崎で、尾崎が模擬家屋の中で覚醒剤を炙って使おうとした際に見つかりそうになって慌てて燃やしたのですが、樫村は日下部を犯人に仕立て上げて、尾崎が無罪になるよう協力していたのでした。

風間は真相に気付いていて、妻子がいるから辞めたくないという日下部に「ここはふるいだが、残すべき人材であればマンツーマン指導してでも残す、ここはそういう場所だ」と言い、日下部は退校を免れることができたのですが、一方樫村は退校することになりました。

その後、日下部は風間のスパイ役になったのですが、賛同できずに意見する都築(味方良介)に風間は、自分も都築と同じく警察に恨みがあって呪っていると告げ、知りたいなら調べるよう勧めます。

また、南原哲久(井之脇海)は「サバゲ―に行きませんか」と、楠本をデートに誘っていて、菱沼羽津希(川口春奈)は風間の写真を部屋に貼っていました。

ある日、宮坂は南原に手紙を届けたのですが、いなかったため勝手に部屋に入ると、拳銃の本や拳銃の設計図のメモがあって、ベットの下には本物と見られる拳銃もありました。

そこへ南原が帰ってきて、宮坂を倒して拳銃を顔に近づけて「本物だよ」と言い放ちます。

どうして風間は警察に恨みがあるのでしょうか?

 

後編

交番勤務を設定に近隣の住人から情報を引き出す術を学ぶ授業で、宮坂と南原がデモンストレーションとして尋問を行ったのですが、その際宮坂が挙動不審になり、その後、風間から教官室に呼び出されて警察手帳を提出するよう命じられました。

しかし、宮坂は警察手帳を持っていなかったため、風間は宮坂と南原の間に何かあったと察知し、生徒たちが射撃練習をしている最中、男子寮を捜索し、南原の部屋から拳銃らしきものを発見し、そのことを南原に問い詰めました。

拳銃マニアな南原は密造銃を所持していたのですが、それが宮坂に見つかってしまったため、南原は宮坂の警察手帳を奪い、誰かに言ったらこの手帳を教官室の前に捨てると脅していたのです。

いかなる理由があっても警察手帳を紛失したら一発アウトであるため、南原はあわよくば宮坂を退校させるつもりだったのですが、風間は全て見透かしていて、南原はその後、警察に連行されました。

風間教場一の美貌を誇り、風間に色仕掛けを企んでいる自信過剰な菱沼葉津希(川口春奈)は、テレビの取材を受けることになり、仲の良い枝元佑奈(富田望生)に手話通訳を頼みます。

インタビュアーから風間のことを聞かれ、菱沼は「尊敬しています」と答えたのですが、枝元の手話は「愛しています」という手話でした。

風間はテレビインタビューの映像を菱沼に見せ、「この手話は枝元が勝手にやったのか?」と問い詰めて、菱沼が枝元にやらせたことを白状させ、「お前には3つの欠点がある」と指摘しました。

  • 行動が身勝手で謙虚さに欠ける
  • 容姿や外見ばかり気にしている
  • 仲間を尊敬できていない

そんな中、広報誌の表紙モデルを誰にするかクラスで投票が行われ、菱沼ではなく枝元が選ばれるのですが、枝元は過労で入院した兄の代わりに急遽実家に戻って旅館を継ぐことになったため、風間は生徒たちに再投票を命じました。

「本当は警察官になりたかった」と涙する枝元を菱沼は抱きしめ、枝元のためにも心を入れ替えて警察学校を卒業することを心に誓いました。

卒業まであと1週間、グループごとに山や海などへ行き、特別な課題を与えられ、それをこなさなければ卒業できないという特別授業が開催され、宮坂、日下部、楠本、菱沼、都築は、特別授業で山奥に連れて行かれました。

風間は5人に人里離れたところで起きた殺人事件という設定で、生徒たちに被害者、加害者の人物像を描かせ、「明日迎えに来るまでに答えを出しておけ」と言って去ってしまいました。

翌日、迎えに来た風間に答えを提示するのですが、風間は「正解だが合格ではない」と言い、5人に退校届を突き出して今日中に出すよう命じます。

警察学校に戻った5人は、校内アナウンスで教室に呼び出され、風間に「きみたちのような出来損ないを現場に出したら、私が迷惑する」叱咤され、都築はさらに、事業に失敗し、警察に暴行した容疑で逮捕された父親の話まで持ち出され、執拗に責められます。

都築は風間に飛びかかり、「自分の父親は警察に手を上げていないのに理不尽に逮捕されてしまい、連行されていく父親を見て、苦しむ人のそばに立つような、そういう警察官になりたいと思った」と、涙ながらに話し、風間は「君のような警察官を待っている人が大勢いる」と言いました。

楠本から、課題の答えとして「被害者はさぞ無念だったでしょう」と言うべきだったと言われた風間は、「忘れるな。苦しんでいる人に耳を傾けること、それが警察の仕事だ」と言い、去り際に「全員合格」と告げました。

卒業式後、グラウンドにて、楠本は風間に「しまっておけ、適正がないと思ったら持ってこい」と言われましたが、「渡すことはないと思います。(退校届を)お守りにします」と誓い、「次ダウンしても立ち上がれるな」と言われた日下部は「負ける気がしません」と返します。

「分かってるな、君は2人分だ。」と言われた菱沼は「はい、佑奈のために、佑奈が好きだった人のためにも」と答え、「すまなかった、お父さんへの発言は撤回する。」と言われた都築は「分かっています。自分の意思を言葉にできました。」と言いました。

そして、「死ぬなよ」と言われた宮坂は、固く握手を握り返しました。

その後、宮坂は秦野谷警察署・六郷平交番の恩人の警官(光石研)の元へ行き、道路を挟んで卒業証書を見せると、笑顔で親指を立ててくれました。

桂戸警察署・遏味交番に勤務することになった都築は、横断歩道を渡る高齢者を誘導して感謝されたり、街の人によく声をかけられたりしていて、横浜中央警察署・浦紗交番に勤務することになった日下部は、休憩中、愛妻弁当を食べています。

楠本はお墓参りをし、山手南警察署・堂崎交番に勤務することになった菱沼は、酔っ払いや外国人にてんてこ舞いです。

枝元は旅館「松浅園」の女将として勤務し、手話を通しての接客もしており、石山広平(村井良大)はカフェに勤務中の岸本に「さおりちゃん」と手を振ると振り返してくれて、敬礼をし合って別れました。

川崎原警察署・鷹木交番に勤務することになった宮坂は、地域の小学生とも交流をし、合間には昇任試験の勉強にも励んでいます。

そして、風間は、新たなクラスの生徒の前に立ち、退校届を手に取ってそろえたあと、バインダーに戻し、「風間公親だ」と挨拶をします。

卒業式後のグラウンドでのやり取りはグッときますね!

 

原作「風間教場」あらすじ

続いて、「教場Ⅱ」の原作となった小説「風間教場」の5つのメインストーリーのあらすじと結末をご紹介していきますので、ネタバレ注意です!

 

漆原透介(矢本悠馬)

200期の仮入校期間の世話役で、現在交番勤務の宮坂(工藤阿須加)は、「漆原は2年前の自分を見ているようで、放っとけないんです」と、遅刻ばかりする漆原透介(矢本悠馬)を目にかけていました。

漆原透介(矢本悠馬)は仮入行の受付にぎりぎりの滑り込みでやって来て、そしてホームルームには遅刻したのですが、風間はホームルームの開始前に漆原が教室にいるのを確認していました。

風間の「遅れた理由を教えてもらいたい」という質問に対し、漆原は「トイレです」と答えたのですが、目撃者によると漆原は校舎の廊下を走り回っていたとのことでした。

漆原がホームルームに遅刻した理由は、掲示板の最新情報を見るためでした。

漆原は仮入行日の朝、交差点で交通整理をしていたK署地域課の警察官・紀野に「警察学校の仮入校式に遅れそうなんです。通してもらえませんか」と訴えます。

紀野は、自身が警察学校で苦労したこともあり、力になりたいと思ってルールを無視して漆原を通したのですが、その結果、車にはねられて死亡してしまいました。

ドラマ「教場Ⅱ」では、漆原を通した警察官が殉職したのは仮入校式の日ではなく、さらに紀野は出てこず、宮坂(工藤阿須加)が殉職したという設定になっていて、掲示板の最新情報は風間も一緒に見ていました。

風間が呼び出した198期の生徒である菱沼羽津希(川口春奈)、都築耀太(味方良介)、石山公平(村井良大)、楠本しのぶ(大島優子)、日下部淳(三浦翔平)は漆原に怒りをぶつけますが、風間は「職務で弔え!」と言います。

風間は漆原に「きみはもう人の命を背負っている」と告げ、漆原は時間に正確に行動するようになり、紀野の死から逃げずに、ここで戦うことを決意しました。

ドラマ「教場Ⅰ」で風間に「死ぬなよ」と言われていた宮坂くんが死んでしまうなんて。。。

 

稲辺隆(眞栄田郷敦)と鳥羽暢照(濱田岳)

この話は、「教場」第3話「蟻穴」が原作となっています。

鳥羽暢照(濱田岳)は白バイ隊員志望で、そのために聴力を鍛えていて、稲辺隆(眞栄田郷敦)は、そんな鳥羽を「先輩」と慕っています。

ある日、吉村健太(戸塚純貴)が、午前零時ぴったりに車とバイクの接触音が聞こえたと言ったため、その日の同時刻付近に無断外出していた稲辺(眞栄田郷敦)が疑われてしまいました。

稲辺は、午前零時に自習室で鳥羽に会ったとアリバイを主張したのですが、鳥羽は稲辺を見ていないと嘘をつき、その結果、稲辺は副教官の須賀(和田正人)に道場で30本以上投げ飛ばされる罰を受けることになってしまったのです。

鳥羽は実は救助訓練でプールに飛び込んで水圧を受けて以来、滲出性中耳炎になって耳が聞こえにくくなっていたのを隠していて、風間にそのことを指摘されました。

白バイ警官になるにはパーフェクトな体が要求されるため、耳のせいで夢を諦めたくなかった鳥羽は、事故の音を聞いたという嘘を日記に書くために、稲辺に会ってないと嘘をついたのです。

風間は鳥羽に、稲辺に謝らなければ退校させると言い、鳥羽は射撃場で稲辺に会い謝ろうとするのですが、稲辺は、鳥羽にイヤープロテクターを被せ、縦開きタイプのメモ帳を渡して去って行ってしまいました。

実はイヤープロテクターには瞬間接着剤が塗られていて、鳥羽がメモをめくると、「無理に取らない方がいいよ。顔の皮膚がなくなっちゃうから」と書かれていて、さらに、耳垂れを餌だと思い込んだ蟻に、一人の兵士が鼓膜を食い破られた話が書かれていました。

原作では稲辺は、鳥羽にイヤープロテクターを被せ後、メモ帳を渡して去っていきましたが、ドラマ「教場Ⅱ」では椅子に座って鳥羽を見下ろし「副教官にボコボコにやられた腹いせで、やっていると思いますかあ。体の痛みはいつか治る。平気で嘘つかれるのって、胸が痛いんだよ。はじめて友達できたと思ったのになあ」と言います。

その後、鳥羽はイヤープロテクターを付けたまま、転げまわっているところを発見され、風間がカッターナイフで助けたのですが、白バイ隊員への道が絶たれてしまいました。

噂では、プロテクターの内部にいた大きな蟻が鼓膜を食いちぎったのとのことで、稲辺は退校になりましたが、耳に包帯を巻いた鳥羽は今まで通り授業を受けています。

また、ドラマでは、鳥羽が白バイ隊員志望と言ったのも嘘で、実はバイク便のバイトをしていたが、もうすぐ30歳で定職に就きたかったからという理由でした。

これは怖すぎましたね。。。

 

忍野めぐみ(福原遥)、堂本真矢(高月彩良)、坂根千亜季(樋口日奈)

この話は、「教場2」第2話「心眼」が原作となっており、原作では忍野、堂本は男性という設定ですが、ドラマでは女性という設定に変っています。

教場内で、ミット、マウス、マレットが盗まれるという連続備品紛失事件が発生し、忍野(福原遥)は風間に「犯人が誰か考えてみろ」と命令されたため、3つの品の頭文字が“M”であることから、犯人はMのものを狙っているのではないかと考えますが、それは不正解。

一分間の脈拍を図る授業で、風間は坂根千亜季(樋口日奈)を実演者に指名し、さらに3名指名するように言い、坂根はミット、マウス、マレット紛失の届出者を指名したのですが、実は授業が始まる前に風間からこの3人を指名するよう言われていたのです。

風間は、紛失に関する人間が出たら犯人は正常でいられなくなるため、脈が速くなった人物が犯人だと考えたのですが、忍野はクラス全員の脈拍のカルテを見て、誰が犯人か分かってしまいました

その後、風間が忍野を呼び出し、「連続備品紛失事件の犯人は、私の教場の生徒だ」「犯人が次に狙っている物はこれだ」とがま口に入った10円玉を見せ、わざと犯人に盗ませて、鑑識の授業を利用して犯人の指紋を採取すると言いました。

犯人は10円玉を盗んだ後、別の10円玉を入れておくと考えられるため、10年玉についた最も新しい指紋が犯人の物ということになるのですが、鑑識の授業で10円玉に触れた坂根の指紋しか採取することはできませんでした。

実は連続備品紛失事件の犯人は堂本(高月彩良)で、坂根への恋心から、イニシャルがMのものというわけではなく、直前に坂根が触れた物を盗んでいたのです。

忍野は堂本にいじめから助けてもらったことを恩義に感じていたため、がま口の10円を抜き取って別の10円玉を入れて、堂本が盗んだ後に元の10円玉を戻しておいたのでした。

風間は忍野が犯人をかばっていることに気づいていて「それが本当の友情と言えるのか、見極めてみろ」「犯人は今晩のうちに退校を言い渡す。この先、きみは独りだ。覚悟はいいか」と言い放ち、その後堂本は退校になりました。

ドラマ「教場Ⅱ」では、堂本が同性愛者という設定でしたが、堂本が忍野と坂根がどちらが好きなのか分からないと話題になりましたね。

 

杣利希斗(目黒蓮)と伊佐木陶子(岡崎紗絵)

伊佐木陶子(岡崎紗絵)の成績が最近どんどん落ちてきていたため、風間は伊佐木を呼び出すのですが、伊佐木は体がだるそうにしています。

風間は、ここにいる全員が敵だとして、湯呑みをどう使って逃げるかというテストをして、伊佐木は天井の梁めがけて湯呑みを投げるという正解を出したため、失うには惜しい人材であると思いました。

また、それと同時に杣利希斗(目黒連)の成績も落ちていたのですが、杣は記憶力テストと鑑識実習(指紋採取の授業)で非常に優秀な成績を残していたため、杣も伊佐木同様、失うには惜しい人材でした。

ある日、杣が爆弾を作って故意に爆発させて、その責任を取る形で教場を辞めるために、寮の物置部屋からポリタンクや盥を盗み、校長は風間に「伊佐木と杣に引導を渡せ」と言ってきました。

風間は最後のチャンスとして、指紋採取の「特別課題」を出し、この課題で最も優秀な成績を残したのは伊佐木だったのですが、5番目だった杣も、5本指の指紋を正面から一度に取れないことを指摘していたため、杣も伊佐木も合格でした。

風間は杣を残し、体調が悪そうな伊佐木を休学にしたのですが、杣が一身上の都合を理由に退学届を提出したため、風間は杣に「警察学校を辞めた方がいい理由」と「警察学校を辞めない方がいい理由」の紙を書かせました。

【警察学校を辞めた方がいい理由】

  • 授業についていくのが難しい
  • 体力的にも劣っている
  • そもそも自分はいろんな能力が足りていない
  • モチベーションの低下
  • 卒業後、現場に出てからの不安が強い

【警察学校を辞めない方がいい理由】

  • 警察官という仕事にまだ興味がある
  • 数回だけ風間教官に褒められたことがある

杣は上記のように書いたのですが、杣の結論は「辞めます」でした。

実は、伊佐木と杣は恋愛関係にあり、2人とも警察一家に生まれたため、自分から教場を辞めると言えないことに苦しんでいて、妊娠したら辞める口実ができて好都合と思って、関係を持っていたのですが、その結果伊佐木は妊娠してしまいました。

杣は、伊佐木への責任感から退校届を出したのですが、風間は「責任を感じる先を間違ってないか」と言い、杣は退学を撤回して、伊佐木と結婚しました。

ドラマ「教場Ⅱ」では、石上(上白石萌歌)が伊佐木に「休学して赤ちゃんを産んだら復学する方法」を勧めたため、伊佐木は退学ではなく休学をすることになりました。

ジャニーズの先輩と後輩の共演でしたね!

 

比嘉太偉智(杉野遥亮)

風間は生徒たちに「注意報告書を出せ」と命令したのですが、比嘉太偉智(杉野遥亮)は「私の友人が女性に恋をしています。平教授に相談に乗ってもらいたい」という恋愛相談書を提出してきました。

その後も「平教授に恋愛相談に乗ってもらえなかったので、友人が落ち込んでいます。私は友人にこうアドバイスしようと思います。悩んでも仕方がない、行動に移せ。よろしいでしょうか」という恋愛相談書を提出してきます。

ある日、思いつめた表情の助教授・平が、風間に比嘉のことで相談があると言ってきました。

比嘉は注意報告書という隠れ蓑を使い、平に交際を迫る手紙を書いていて、機会を見つけて平に接触した比嘉は「僕が辞めたら、風間教官もクビになるんですよね。風間教官をクビにしたくなかったら僕と付き合ってください」と言いました。

風間は比嘉を道場に呼び出して、「教官を脅迫するとは、いい度胸だな」と、十字絞めをかけました。

ドラマ「教場Ⅱ」では、平という助教授は、副教官見習の松本まりかさん演じる田澤愛子という設定になっていました。

また、比嘉が交際を迫る手紙を書いているのではなく、実は田澤が副教官の地位を利用して比嘉を従わせていて、本物の比嘉の「注意報告書」には「誘うのはやめてほしい。 僕たちのことは間違ってる」と書いてあったという設定になっていました。

田澤は自分は東大卒の総代だと言っていましたが、実はそれは嘘で、先輩刑事のミスを被せられて屈辱を味わったため警察組織に恨みを持っていて、純情な比嘉を利用して風間を陥れようとしていたのです。

原作では比嘉が平を想っているという設定でしたが、ドラマ「教場Ⅱ」では田澤が比嘉を利用しているという設定になっていたので驚きました!

 

風間の過去やラスト結末は?

「教場」の主人公・風間公親の右目は義眼なのですが、本章では、なぜ風間の右目が義眼なのかの紹介や「教場Ⅱ」ラストの結末の予想をさせていただきます!

 

右目が義眼の理由は?

風間の右目が義眼の理由は、「教場」シリーズ第3作で、風間が警察学校の教官になる前、捜査一課にいた頃の話が書かれている「教場0 刑事指導官・風間公親」に書かれていました。

第6章の「毒のある骸」では、平優羽子と言う若い刑事が風間の下につき、ある事件を担当し無事解決するのですが、事件を解決した後、平優羽子は風間を飲みに誘い、今回担当した事件で刑事として自信がなくなり、転属願を出そうと考えていると、相談しました。

勘の鋭い風間は、平優羽子の気持ちを見抜き、今後の刑事としての話をするのですが、2人が店から出た時に、以前風間によって逮捕された後、出所して風間を恨んでいる十崎という男が2人を見ていました。

そして、十崎が2人に襲いかかってきて、風間は平優羽子をかばうのですが、十崎に千枚通しで右目を刺されてしまいます!

逃走した十崎を平優羽子は追いかけようとしますが、風間は右目に突き刺さっている千枚通しをそのままにして、事件の証拠物件の保全を優先しようとします

平優羽子はもみあった時に、十崎のベルトに触れていて、指紋を残していたこともあり、それも証拠となりました。

風間は、いつかこういう事件が起きるだろうことを覚悟していたと言い、平優羽子に「(優羽子)がやめたければ遠慮はいらない。辞めてもよい」と言いますが、逆に平優羽子は「必ず十崎を逮捕すること。そしてその後ももっと悪い人間たちを捕まえること」を決意しました。

原作では“義眼と思わせる”という表現になっていたのですが、木村拓哉さんが監督と話し合って、ドラマでは義眼にすることになったそうです。

千枚通しが目に刺さったままいるなんてヒー!!ってなってしまいます(>_<)

 

ドラマではもっと衝撃的だった!?

ドラマ「教場Ⅱ」のラストで、風間が義眼になった理由が描かれていましたが、原作とは違う設定になっていて、こちらも衝撃的なシーンで話題になりました!

風間の刑事時代、雨の中、風間と後輩刑事・遠野章宏(北村匠海)は車の中で待機しているのですが、双眼鏡で犯人を確認した遠野と風間は外へ行きます。

遠野は、刃物のようなものを持っている黒いレインコートの男を発見し「何している」と職務質問するのですが、風間は「ほっとけ」と止めます。

遠野は持ち場を離れて1人で男を追いかけるも、建物に入られてしまい、「すいません、見失いました」と戻ったのですが、次の瞬間、遠野は背後から男にアイスピックで首をめった刺しにされ、血が噴き出して倒れてしまいました!

風間は男と格闘し、アイスピックのようなものを手から離させ、そのすきに「風間だ! 遠野が やられた。 至急 応援と救急に連絡! 現場は…」と応援を要請していたのですが、また風間は男に襲われてしまいます。

その後、男が逃走中にバイク便の鳥羽とぶつかり、鳥羽は男の顔を見るのですが、男は立ち去ってしまい、風間はアイスピックのようなものが右目に刺さったまま、「遠野ーー!遠野!死ぬな」と声をかけ続けました。

もうこのシーンは怖すぎましたね(+_+)

 

原作「風間教場」ラストの結末は?

原作の小説「風間教場」の結末をもとに、「教場Ⅱ」のラストの結末を予想していきます!

校長は、風間に今回の教場での落伍者0を命じ、もし1人でも落伍者が出たら、その時は風間も辞職するという条件を叩きつけます。

校長は、冷酷無比な鬼教官の風間に「疲れ」が見え始めたことを指摘しますが、風間の元教え子で助教授の平や教育係の宮坂(工藤阿須加)が風間を支え、落伍者0を実現しました。

風間の右目は義眼、そして左目は緑内障にかかっていて、凄い勢いで視野が欠けていっていたのですが、風間は「この体調で十分な指導ができるのか」と葛藤しながらも続けると決めていたのです。

しかし、校長は風間の目が見えなくなっていることに気づいていて「ほとんど目が見えなくても、ここまでやれる。そんな君の無言の教えが、学生たちを勇気づけた。だから落伍者が出なかった」と言います。

生徒たちは無事卒業して、また新入生を迎えますが、この時の教官は平で、風間は助教授として、平を支えています。

生徒たちは卒業できるが、風間はほとんど目が見えていない状態になってしまい教官を退いて、平(ドラマでは田澤?)が次の教官を務めるというラストになるのではないでしょうか!

まさか左目も見えなくなっていってしまうなんて、衝撃的ですね。。。

木村拓哉さんがどのように演じるのか楽しみです!

 

「教場Ⅱ」ドラマの結末は?

ドラマ「教場Ⅱ」の結末をご紹介していきます!

 

石上史穂(上白石萌歌)の過去

石上史穂(上白石萌歌)は199期の生徒でしたが、去年、風間に「警察官として最も大切なことは、見て見ぬふりをしない人間になることだ」と言われ、そんな警察官になりたいと思い、復学しました。

そんな石上が休学した理由が明らかになります。

1年前、石上は総代の座を争う出馬求久(重岡大毅)、浦美慶介(三浦貴大)と仲が良かったのですが、交通取り締まりの授業で、出馬が浦美を車で轢いてしまい、浦美は右腕・右足を骨折してしまいました。

出馬は車内に蜂がいてパニックになったと証言したのですが、実はそれは嘘で、嘘がバレた出馬は屋上へ行きました。

その場に居合わせた石上は「警察官にはなれないけど、また別の目標に向かって、頑張ればいいじゃない」と慰めましたが、出馬は石上の同情心に傷つき、飛び降りてしまい、足に障害を負って自主退校することになってしまいました。

石上は出馬が飛び降りたのは自分のせいだと思い詰めていたのですが、風間は「君のせいで彼は飛び降りた、君が悪い。なぜまたここに帰ってきた?」と、石上を追い詰めます。

風間は、「それでも、警察官になりたい。警察官になりたいんです」と必死に叫ぶ石上に「ここを卒業したら、私は市民の命を背負うことになります!」と何度も言わせ、「君はもう出馬のことを背負っている。それを忘れるな」と言いました。

石上史穂(上白石萌歌)の過去が理由がここで明らかになりましたね!

 

卒業

卒業式で、杣が総代を務め、風間は一人一人に最後の言葉をかけました。

  • 坂根に:「音楽は続けるといい」
  • 吉村に:「犯人を見つけたらどうする?」(吉村は「警察に通報せず、自分で捕まえます」と答えました)
  • 比嘉に:「剣道に打ち込んだ者の手だ」(比嘉は「警察の大会で優勝を目指します」と答えました)
  • 忍野に:「私のせいで目がきつくなったか」(忍野は「いいえ、人は変われます」と答えました)
  • 杣に:「迷いはないな」(杣は「はい。母が喜ぶと思うと悔しいですが」と答えました)
  • 漆原に:「わかっているな」(漆原は「宮坂先輩は僕の中で生きています」と答えました)
  • 石上に:「(出馬がまた警察官に挑戦すると聞いて)面白い」(石上は「もう大丈夫です」と言いました)
  • 鳥羽に:「小さい頃の夢を思い出せ。私の右目のことで覚えがあるな

そして、自分は生徒以下だと落ち込む田澤には「過ちを犯した者にいちばんふさわしい仕事は、警察官だ」と言いました。

耳が回復した鳥羽は、希望通り白バイ隊員になり、宮坂が車にはねられた交差点で交通整理をするのですが、そこにはたくさんの花束が寄せられていて、岸川沙織(葵わかな)も手を合わせます。

平田国明(光石研)も宮坂を忘れず、枝元祐奈(富田望生)は、地元の警察官(明石家さんま)と共に宮坂の月命日を過ごしていました。

そして、風間は新しい生徒を迎えました。

原作では平(ドラマでは田澤)が次の教官を務めるというラストでしたが、また風間が教官になっていて、しかも風間が義眼になった原因の事件の犯人の顔を鳥羽が見ていたという設定になっていたので「教場Ⅲ」も期待できそうですね!

 

ツイッターの声

 

 

 

 

2020年の年末に放送されていた「教場」を見て、「教場Ⅱ」を楽しみにされている方がたくさんいらっしゃいますね!

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まとめ


本記事では、風間教場続編小説ネタバレあらすじ!風間の過去やラスト結末は?と題して詳しくご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?

ドラマ「教場」は、長岡弘樹さんの「教場」シリーズの「教場」「教場2」「風間教場」の3冊が原作となっています。

本記事では、2020年に放送されたドラマ「教場Ⅰ」のあらすじと結末、そして「教場Ⅱ」の原作「風間教場」のネタバレをさせていただきましたので、「ネタバレが知りたい!」と思っていた方に参考にしていただければ幸いです。

それでは、風間教場続編小説ネタバレあらすじ!風間の過去やラスト結末は?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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