太陽の子映画とドラマの違いは?結末ネタバレを紹介!

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今回は、太陽の子映画とドラマの違いは?結末ネタバレを紹介!をお届けします。

8月6日(金)公開予定の映画「太陽の子」

映画「太陽の子」は、昨年8月にNHKで放送されたドラマ「太陽の子」とは違った視点で描かれる作品で、本作は、昨年7月に亡くなった三浦春馬さんが出演された作品の中で、最後に公開される作品となります。

「太陽の子」は、第二次世界大戦末期に行われていた原爆開発の研究(F研究)という事実に基づき、研究大好きで“実験バカ”と呼ばれる石村修(柳楽優弥)、修の幼なじみ・朝倉世津(有村架純)、修の弟・石村裕之(三浦春馬)の3人の若者たちの姿を描いた映画となっています!

映画「太陽の子」はドラマとは違った視点で描かれるということですが、どんな違いがあるのか、また結末は違うのかも気になりますよね!

本記事では、太陽の子映画とドラマの違いは?結末ネタバレを紹介!と題して詳しくご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

太陽の子映画とドラマの違いは?

「太陽の子」の映画とドラマはキャストや設定は同じですが、視点が違い、さらに結末が加わって完結します!

ドラマ「太陽の子」は、原子爆弾の研究を必死に進める石村修(柳楽優弥)が中心となっていましたが、映画ではより科学者の視点から描かれるそうです。

ドラマでは家族とのシーンもありましたが、映画ではより修の研究所でのシーンが多くなるのかもしれませんね。

 

太陽の子映画の結末ネタバレを紹介!

まずは、映画「太陽の子」のあらすじからご紹介していきます!

第二次世界大戦末期の1945年の夏、海軍から京都帝国大学の物理学研究室に原子爆弾開発の命令が密かに下され、“実験バカ”と呼ばれる石村修(柳楽優弥)も実験に没頭していました。

そんな中、建物疎開で家を失ってしまった修の幼なじみ・朝倉世津(有村架純)が修の家に居候することとなり、同じころに、陸軍下士官として出征した修の弟・石村裕之(三浦春馬)が肺の療養のため一時帰宅することになり、3人での同居生活が始まりました。

物理学に魅了されていた修でしたがその裏にある破壊の恐ろしさに葛藤を抱えていて、裕之は戦地で深い心の傷を負い、世津は戦争が終わった後のことを見据えていました。

前述の通り、「太陽の子」のドラマと映画の違いは視点で、設定や登場人物は同じであり、ドラマに結末が加わって映画で完結する形になります。

そのため、本章ではドラマ「太陽の子」のネタバレをご紹介していき、映画「太陽の子」のラストでどんな結末が加わるのかを考察していきたいと思います!

 

荒勝教授の発言

京都帝国大学の物理学研究室ではなかなか原子爆弾の研究が進まなかったため、研究者たちはだんだん研究を継続することに疑問を持ち始めるのですが、助教授の木戸貴一(三浦誠己)は「先に原子核爆弾を作ったものが世界の運命を決める」と言います。

さらに、荒勝文策教授(國村隼)は、「この戦争はエネルギー資源を求めて始まった。だから我々が核分裂をコントロールしてエネルギーを自由に使えるようになったらエネルギー問題は解決して戦争はなくなる。世界を変えるために科学をする」と、説きます。

若い研究者たちは「自分たちが作っているのはエネルギーではなく兵器ではないか?」と疑問を持つのですが、修は疑問を持たずに研究に没頭し、世津にも「危ないけれど『こんなにきれいな色を見たことがない』と思うほど綺麗な色を放つんだ」と説明して、世津も関心を示します。

修は陶器屋「釜いそ」の主人・澤村(イッセー尾形)から、釉薬(陶磁器の表面を覆っているガラス質の部分)として使う少量の硝酸ウランをもらい研究室に持って行ったのですが、仲間から「得体のしれないもので、しかもそんな少量で実験しても無意味だ」と言われてしまいます。

科学で世界を変えたいと思ってやってきた修は怒り、「俺らがやっとることは正しいことですか?」と、悲しみます。

映画「太陽の子」ではより科学者の視点から描かれるということなので、これらのシーンがより深く掘られるのではないでしょうか!

 

裕之が再び戦場へ

裕之は肺の療養のために一時帰宅して来月戦場に戻る予定だったのですが、再び戦場に向かうことになってしまい、怖さや逃げられない状況に押しつぶされて出征前日の朝に入水自殺を図ります。。。

裕之がいないことに気づいた修と世津は裕之を探し、海で自殺をしようとしていた裕之を浜辺から連れ戻し、裕之の顔を叩いて目を覚まさせます。

「怖い。でも俺だけ死なんわけにはいかん!」と叫ぶ裕之に、世津は「戦争なんか早く終わればいい。勝っても負けてもどっちでもいい」と言って2人を抱きしめます。

その夜、修、裕之、世津の3人は戦争が終わった未来の話をします。

修は「今の研究が成功すれば戦争は終わる」と言い、裕之は「世津を幸せにしてやってくれ」と言いますが、実は2人とも世津に想いを寄せていたのです。

一方、世津は「私は戦争が終わったら教師になる。今の子どもたちは出征して命を国に捧げると言っているから、戦後は教育が大事になる。結婚はその後」と言い、そしてこの翌日、裕之は再び戦場に戻ったのでした。

このシーンは色んな意味で泣けますね。。。

 

広島に原爆投下

修は再び研究に没頭しますが、そんな時、ラジオでアメリカが広島に原子爆弾を落としたことを告げる英語の放送が流れ、研究室のメンバーは調査のために広島に向かいます。

そこで焼け野原となった広島を見て、修たちは「これが、僕たちが創ろうとしていたものの正体なんですね」と衝撃を受けます。

修が家に戻ると、修と裕之の母・石村フミ(田中裕子)が「何であの子が!」と叫んでいて、裕之の手紙から、裕之が特攻隊に志願して帰還することはできないことを知ります。。。

こんなの辛すぎますね。。。

 

ドラマの結末

その後、長崎にも原子爆弾が投下され、次は京都に落ちるという噂があったのですが、荒勝教授は「比叡山の頂上に観測所を作り、写真や計器を使ってあらゆる角度から徹底的に観測してやろう」と言い出します。

それに賛同した修は、「原子物理学者の端くれとして、比叡山に登って原子爆弾が投下される瞬間を見物したい」と母・フミに言い、フミは「科学者はそんなに偉いのか」と言います。

修の決意は固く、世津やフミにだけ疎開するよう勧めましたが、フミは「疎開はしない。科学者の息子を持った母親の責任だ」と言います。

その後、世津の「あとの時代のことは分かりません。 私たちはただただ今を一生懸命生きています。日本は、世界はどうなっていますか? 平和ですか? 幸せですか?」というナレーションが入ります。

そしてシーンが切り替わり、学生服姿の修が現在の広島の原爆ドームを訪れて太陽を見上げて終わります。

原子爆弾が投下された後の現場をその目で見ているのに、それが投下される瞬間が見たいなんて怖すぎです。。。

 

映画の結末を考察

ドラマはここまででしたが、映画「太陽の子」では結末が加わって完結するということなので、映画「太陽の子」の結末を考察していきたいと思います!

試写会での感想なども含めてご紹介しますので、ネタバレ注意です!

 

修の結末

ドラマ「太陽の子」のラストで、修は、「原子物理学者の端くれとして、比叡山に登って原子爆弾が投下される瞬間を見物したい」というとんでもないことを言い出しますが、実際には京都には原爆は投下されませんでしたよね。

しかし、試写会を見た方の感想で気になるものがありました。

科学の徒として進むことを決めた主人公が比叡山上で京が焼かれる瞬間を観察するシーンがまた凄い。

引用:https://coco.to/movie/89229

そのため、映画「太陽の子」では史実とは違い、京都に原爆が投下され、修は宣言通り比叡山でその瞬間を観察するというシーンが加えられているようです。

ドラマで、「これが、僕たちが創ろうとしていたものの正体なんですね」と言っていた修が「原爆投下の瞬間を見物する」と言い出した時はゾッとしてしまいましたが、それが実際のシーンになるとは驚きです。。。

実際に原爆投下を目の当たりにした修がどう感じるのかが見どころですね。

 

世津の結末

ドラマ「太陽の子」で、世津は「私は戦争が終わったら教師になる」と言っていましたが、ナレーションで「私たちはただただ今を一生懸命生きています」ということが入っただけで、その後教師になれたのかは描かれていませんでした。

映画「太陽の子」で、京都に原爆が投下されたとしても、世津が疎開をしていれば生き残って教師になれるのではないでしょうか?

せめて世津だけでも幸せになってほしいです(>_<)

 

裕之の結末

裕之はドラマ「太陽の子」で特攻隊に志願していて、手紙には「この手紙が着く頃戦果をあげてみせます。裕之はお国の為笑って死にます」と書かれていましたが、実際に戦死したかどうかは描かれていませんでした。

特攻隊でもエンジンのトラブルなどで生き残れたという話もありますが、映画「太陽の子」では裕之が戦死したという報せが入ってしまうそうです。。。

これは辛いですね。。。

 

ツイッターの声

 

 

 

 


映画「太陽の子」は、三浦春馬さんが出演された作品の中で、最後に公開される作品となりますので、目に焼き付けたいですよね。

 

まとめ

本記事では、太陽の子映画とドラマの違いは?結末ネタバレを紹介!と題して詳しくご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?

「太陽の子」の映画とドラマの違いは視点で、さらに結末が加わって映画で完結することとなります。

ドラマ「太陽の子」のあらすじ・結末のネタバレや、映画「太陽の子」の試写会の感想を基にした映画の結末のネタバレもご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください!

考えさせられる内容で試写会では「泣いた」という声も多いので、この夏必見の映画ですね!

それでは、太陽の子映画とドラマの違いは?結末ネタバレを紹介!を最後までお読みいただき、ありがとうございました。